恩師
2021.07.18
先日の試合の際に、私のレッスンの恩師である松尾貴將先生にお会いしました。
11年前、不義理をしながら独立し、その後ちょくちょくは連絡も取っておりましたが・・・
こうしてお会いするのは本当に久しぶりでした。
思えば私がPGAのティーチングプロになる際の講習会でお会いしたのが最初の出会いです。
その後、縁あって松尾社長の会社で働くことになります。
その後、短期間で近くに置いていただくようになり、ティーチングプロの仕事について、経営について、ご指導いただきました。
尊敬し、感謝すると同時に、厳しい社長を恨んだ時期もありました。
そして、まだ恩返しも済んでいないうちに、私は独立して自分の会社を立ち上げました。
そんな恩師である松尾先生、松尾社長と久々にお会いし、色々な事を思い出しました。
頂いた教えの中でも大切にしていること。
「部下をそだてるために、まず自分がやって見せろ」
その教えを守り、もう10年、週休0日で働いています。
もちろん当社の社員には週休2日は取らせています。
ただ、万が一の時、ここぞというときには、休みを返上するくらいの覚悟を持って欲しい。
それを伝えるためにも、私自身、休みなく働きます。
私が呑気に休んでばかりいて、社員に働けと言ったって・・・
そう思って、まずは自分自身に厳しく。
そして「全て自分のせいだと思って生きてみろ」とも教わりました。
他人のせいにすることは簡単です。
ただ、それで「自分のせいじゃない」と考えていたら何も解決しない。
全て自分のせい。
仕事が上手くいかなくても、レッスンが上手に出来なくても・・・
社員が挨拶しないのなら、それは自分が挨拶してもらえない社長だから。
海が広いのも、空が青いのも、牛がモぉ~と鳴くのも・・・
全て自分のせい。
そうやって自分に厳しく生きてみようと。
勉強もしないで野球やゴルフばかりやっていた自分が、他人に勝るものと言えば・・・
自分を追い込むこと。
アスリートの強みは「自分を追い込む」という事に慣れていること。
そう考えて、常に自分に厳しく。
それ以外にも、松尾社長に教わったことはたくさんあります。
今になって、当時の教えがやっと理解できたという事も多くあります。
そんな恩師とお会いできて、良い日でした。
松尾先生。
以前より、体調も良さそうにお見受けいたしました。
これからも私の目標でいていただきたいので、いつまでも「強い松尾貴將」でいてください。
またお会いできる日を楽しみにしております。